年越し稽古。 | ヒトコワ新聞

年越し稽古。

今年も早いもので、あと10日ですね。
えむです。


今日は「道場締め」を行いました。


昔、空手をかじっていたのがキッカケで、
勤務先の中学校の空手同好会の空手指導をやっているのですが、
今日は今年最後の練習だったので、いつものように練習で
汗を流した後、武道場の掃除を行いました。


空手のいいところは「力・技」も確かに魅力の一つですが、
それよりもその「心」が好きです。


有名な言葉では


「空手は礼に始まり、礼に終わる」


つまり、常に相手に敬意を払い、尊重しあう。
その人格を磨くことが護身へ役立つ。
やはり無礼な人より、礼儀をわきまえた人のほうが争いが
少ない、ということのようです。


演舞する時、組み手の試合を行う時、すべて「礼」を行い、
終了後はまた「礼」をする。


一見、意味のない動作ですが、そのことに無心で打ち込む。


見えない相手に突き、蹴りを行い、「型」を演舞する。


時に相手と対峙し、自分のありのままの力を知る。


空手の稽古後は心身共に、程よい疲れと邪念が消え去ります。


今、指導している生徒たちにも、この空手のよさ、
自分自身と向き合う大切さを味わってほしいですね。


しかし、現役の頃よりも体力は落ちてますね。ダメダメです。
おじさん、アシがふらついてますもん。
でも、近頃の中学生は体力がないですね。
自分も貧弱なほうですが、中学生相手の初心者空手では
まだ体力的に余裕があります。
強い中学生とやったら負けるかも。(^_^;)



では、今日はこの辺で。
押忍!